【教育】保育士との違いは?幼稚園教諭について

女性であれば、一度は幼稚園の先生になりたいなんて思った方も多いのではないでしょうか。子供が好きな方ならその夢を追い続けているかたもいるはずです。そもそも幼稚園教諭というのは、どのような仕事なのでしょうか?似たような仕事に保育士がありますが何が違うのでしょうか?何となく夢見ているという方はまずはその点について理解するといいでしょう。

幼稚園教諭と保育士の違いについては、そのまま幼稚園と保育園の違いを知ることが分かりやすいでしょう。保育園とは「子供の世話をする場所」であり、幼稚園とは「子供の教育をする場所」という違いがあります。保育園では0~6歳の子供を「預かる(世話する)」ことがメインの業務であり、幼稚園は3~6歳の子供に「教育をする」ことがメインになります。それに伴い管轄も、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省という形になります。つまり、管轄が違う以上、それぞれ別な資格になるということになります。

幼稚園教諭になるためには、文部科学省が認定する幼稚園教諭免許を取得する必要があります。この幼稚園教諭免許には、1種と2種があり、仕事上での差はないものの、給与面などの待遇では差が出ることがあります。幼稚園教員資格認定試験は9月頃に全国統一で行われ、合格率は20%前後と比較的難関です。一般的になる方法としては、こちらの試験を受けるよりも養成校である大学・短大・専門学校などに通い試験無しで資格を取得する方が主流であり無難であるとも言えます。

待機児童問題や共働き世帯の増加を背景に、保育や幼児教育に対するニーズは年々高まる一方なので、資格さえ有してしまえば、就職・転職に困ることはないでしょう。幼稚園教諭・保育士専門の求人・転職サイトもありますので案件は探しやすいです。また、保育士資格も有しておくことで応募できる求人件数も変わりますので、W資格取得をお勧めします。